見守りテラス

たちのビーコンを活用したサービスは単に屋内の見守りにとどまらず、地域に根差し、住民協力による見守りインフラ構築を目指しております。

見守りテラスは見守りセットをベースにした屋外における認知症徘徊見守りサービスになります。

それは具体的には自動販売機やコンビニエンスストアなど地域インフラになりえる設備にビーコンを設置して頂くとともに地域の人たちに見守りアプリをダウンロードして頂くサービスになります。一たび見守り対象者がビーコンやアプリ所有者に近づけばそれらを媒介にして家族のもとに位置情報が提供されるサービスです。

汎用性のあるオープンシステムを採用

さがし愛ネットでは、汎用性のあるオープンシステムを採用しております。

オープンシステムとは公開されている仕様に準拠したソフトウェアやハードウェアを利用できる仕組みです。異なるメーカーやサービスと相互で乗り合わせ、協力することができます。

さがし愛ネットは、複数の地域見守りサービスに対して、相互利用が可能なオープンシステムのインターフェイスを提供します。これにより広域な捜索対象地域、発見精度の向上が期待できます。

 

見守りセットが屋内での見守りに対して、見守りテラスはビーコンを軸として受信ユニットとスマホアプリによる屋外での見守りに特化した見守り地域IoTインフラになります。

見守りテラスは生活圏とされる中学校区(半径1キロ圏内)を一つの見守り範囲として見守り対象者にビーコンを持ってもらいます。街中の店舗、事業者にビーコン固定受信機を設置してもらい、さがし愛アプリを地域の方にダウンロードしてもらうことによって、見守り対象者を受信ユニットとさがし愛アプリ双方で見守る「ながら見守り」、「ながら社会貢献」を可能にした見守りサービスです。

導入スケジュール

1、見守りテラス範囲の設定

半径1キロ圏内で道路や鉄道で地域の分断がされていないエリア。

2、見守りテラス協力店舗・事業者を募り、趣旨説明

道路に面した受信機設置に適した場所であることが条件。

3、エリア内で偏りのないように設置場所を決める

ハザードマップワークショップを開催して決めることもおすすめ。

4、ウォーキングラリーイベント等で周知活動実施

住民への理解・協力を求めるイベント・勉強会を開催。

5、見守りテラス管理者を選定し、運用開始。

ウォーキングラリーイベント、ワークショップや勉強会を適宜開催。